家を閉め出されたときの話をしよう
このブログを読んでくださるあなた、
お疲れ様です。
先日、なんの予告もなく、家を閉め出されるという憂き目にあったので、書こうと思います。
コミカルに行けたらいいなと思ってます。
あ、ちなみに私は実家にいるので、家には家族が住んでいます。
夕方頃のことでした。
図書館に行き、いろいろ調べたり、本を借りたりして、それから戻ってきたときのことです。
普通に家に帰り着き、自転車をしまって、玄関の扉を引いて開けようとしました。でも開きません。
誰もいないのかと思って駐車場を見ると、母の車は置いてあります。父の車はありません。
ということは、母はいるはずです。
けれど、チャイムを2度鳴らしても、なんの反応もありません。扉も何度確認しても開きません。
「ははあ、母は家の鍵をかけて、近くの公園に散歩にでも行ったかな?時々行くもんな……」
通常、我が家では家に誰もいないときは鍵をかけて、鍵はポストに入れておき、他の家族の誰かが戻ってきたらその鍵を使うようにしています。
セキュリティとしてはだいぶ不安ですが、ルームシェアとかしてる方には、馴染みがあるのではないでしょうか。
まあ散歩程度ならすぐ戻るだろうと、玄関先に座り込んで待つことにしました。
………。
「散歩か、もしくは家に鍵をかけて昼寝してるんじゃないだろうか。」
母はよく昼寝をします。
でも家に鍵をかけるほど慎重だったかというと、そうでもなかったはずです。
どちらにしろ、母が戻るのを愚直に待とうと思いました。(ほんとに馬鹿ですが。)
どのくらい待ったか分かりませんが、30分くらいはそうしていたでしょうか。
まだ戻らないので、さすがに今度はLINEで「家に入れないんだけど、今どこ?」と送ってみました。
しかし、返事はありません。
それで私は思いました。
「も、もしかして……、家に強盗でも押し入って、母は殺されてしまったとかではないだろうか……?」
もしそうなら、いくら待っても来ないのは明白ですし、家に入ることもできません。
しかも犯人がまだいるなら、私の身も危険です。(刑事ドラマの見すぎ)
こ、この場合、どっちなの……?
電話するなら…………、110?
ケーサツなの…?
家の電話なの……?
迷いましたが、とりあえず家の電話を鳴らしてみるか……と思い、スマホの電話帳を開きました。
すると、先程LINEを送ったせいか、検索欄に母のケータイ番号が表示されました。
「…………、家よりケータイが先か?」
もし母が殺されておらず(←)、まだ昼寝をしているなら、着信音で目覚めるはずだろう……。
そう考え、母のケータイにかけてみました。
トゥールルルル。
ガチャ。
繋がりました。
生きてました。
電話の向こうで、ウィンカーの音と父の声がします。
………おや?
話を聞くと、二人は買い物に出かけていたのでした。
私「ポストに鍵がなくて家に入れなくて困っているのだけど」
母「あれ?…入れてなかったっけ……?」
私「うん」
母「じゃあ、家に入れる方法を教えてあげよう。庭の方に出窓があるでしょ、そこだけ鍵かけてないから、そこから入って。」
私「それ、ウチのセキュリティどうなってんの」
問題大ありです。
結局、その問題ありな出窓から(空き巣のように)侵入し、中から鍵を開けました。
こんなことならはじめから母に電話すればよかった……、私が愚直に待った数十分は何だったのだろうと思われる結末でした。
ルームシェアをしている皆さん、ポストへの鍵の入れ忘れには注意しましょう。
余談ですが、私はこれを機に実家のスペアキーをこっそり作って持っておこうかなと、そんなことを考えるようになりました。
終わり。
読んで下さり、ありがとうございました。
それでは、また〜