テレビ東京・秘話(エッセイ)

お題「地元では当たり前のものなのに、実は全国区ではなかったものってありますか?」

 

 

皆様こんにちは。

さくらです。

 

 

今日は目に留まったお題で書いてみようと思います。

そこまで変わった地方に住んでいるというわけでもない私の場合は「テレビ東京」でした。

 

さいころ、夏休みに九州へ旅行に行きました。そこで夜、いつもどおりの時間に、テレビ東京系の好きなアニメ(何だったかは忘れました)のチャンネルを探すのですが、なかなか見つからなかったのです。そこで母に聞いて初めて、テレビ東京は全国で観れるわけではないんだと知り、衝撃でした。

リアルタイムで観られない地域では、後からレンタルDVDやネット配信等で観られたのかもしれません。

 

また、これは大学生になってからのことです。北は東北地方・山形の大学へ進んだのですが、幼いころの体験から「あれ?ここでも観られないかも?」という心配が芽生えました。

勉学に励みなさいって感じですが、何とか観ようとしてケータイを開きました。

当時はまだガラケーでした。ガラケーでも一応テレビは見れていました。NHKとか。

 

で、気になるテレビ東京は?

 

 

山形県民の皆様、ごめんなさい。

観れました。侮っていました。すみません。

 

 

閑話休題

 

そして時代は進み、大学を卒業するころにはもはやスマートフォンが大いに普及し、ガラケーワンセグなんていう言葉もはるか彼方へ飛んでいきました。(もはや死語?)

 

また、新しいコンテンツとして、ネットフリックスとかアマゾンプライムとか、要するに時間や地域に縛られないで、ネット環境さえあればいつでもどこでも、色々観られるという素晴らしい時代になりました。映画だって、日時を選んで映画館に足を運んで観る必要もないと感じる人は、行かなくなったことかと思います。別の視点から見れば、仕事だって、いまや時間や場所にとらわれない働き方が注目されています。テレワークやフリーランスは、その最たるものでしょう。

 

不思議なことに、これらは別空間にいながら同じものを他人と共有するという構図が成り立っています。一人なのに、つながっている。まるでアシモフ手塚治虫のSF世界の中にいるような気持ちがします。

このほかにも探したら、「実は全国区でなかったもの」も、もしかしたら、「もう全国区のモノ」に変わってきているのかもしれません。

 

 

 

いつでも夏気分